DVDの内容紹介
●初期作品である『建築の黙示録』『九龍城砦』から『アンコール』『美術館島』『段ボールの家』『ピンホールの家』、そして最新作の『さかさま・うらがえし』まで代表的な作品群を一枚のDVDに凝縮。巨大な作品である『神戸1995』の展示風景や宮本隆司のインタビューなど特典映像も充実しています。また世田谷美術館主任学芸員、遠藤望氏の作品解説を収録した小冊子も同梱されており、写真家・宮本隆司の軌跡を総括した唯一の映像作品です。
●構成
1. オープニングタイトル
2. 神戸1995(Contra bus: Osamu Saruyama)
3. 神戸1995展示解説
4. 建築の黙示録(Contra bus: Osamu Saruyama)
5. 九龍城砦(Tabla: Noboru Kurosaka)
6. アンコール 1991(Percussion instrument: Noboru Kurosaka)
7. 美術館島 2000(Contra bus: Osamu Saruyama)
8. ダンボールの家(Percussion instrument: Noboru Kurosaka)
9. ダンボールの家の展示解説
10. ピンホールの家(Performance is Noboru Kurosaka & Osamu Saruyama)
11. さかさまうらがえし
12. エンドクレジット
13. 特典映像 宮本隆司インタビュー(聞き手:遠藤望 世田谷美術館主任学芸員)
14. 特典映像 神戸 1995展示準備
●宮本隆司プロフィール
1947 東京に生まれる
1977 初個展「晩香坡・カナダの町から」シミズ画廊(東京)
1986 個展「建築の黙示録」ヒルサイドギャラリー(東京)
1988 「九龍城砦」INAXギャラリー2(東京)
写真集『九龍城砦/KAU LUNG SHING CHAI』ペヨトル工房
写真集『建築の黙示録/ARCHITECTUAL APOCALYPSE』平凡社
1989 「建築の黙示録」ミノルタフォトスペース新宿(東京)
第14回木村伊兵衛写真賞を受賞
1992 「アンコール」プティミュゼ(東京)
「東方の市」ギャラリ・ヴェリタ(東京)
1994 「ダンボールの家」ヨコハマポートサイドギャラリー(横浜)
『アンコール 宮本隆司写真集/Angkor』トレヴィル
1995 写真集『KOBE 1995 After the Earthquake』建築・都市ワークショップ
1996 第6回ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展に参加し共同展示。金獅子賞を受賞
1997 写真集『九龍城砦/Kowloon Walled City』平凡社
1998 「オクタゴン」ツァイト・フォト・サロン(東京)
1999 ベルリンにて個展開催
写真集『RYUJI MIYAMOTO』Steidl Publishers
2000 「ピンホールの家」秋山画廊(東京)
2001 「Up-Side-down In-Side-out」秋山画廊(東京)
「New York-Vancouver 1975」プレイスM(東京)
「宮本隆司展」Taro Nasu Gallery(東京)
2002 「After 1995-2002: KOBE&SATYAM」(川崎市市民美術館)
「宮本隆司写真展 ピンホールは写真原理主義か!?」Photographers' Gallery(東京)
2003 「CARDBOARD HOUSES」Photographers' Gallery(東京)
写真集『CARDBOARD HOUSES』ベアリン
写真集『新・建築の黙示録/Architectual Apocalyps』平凡社
2004 「Museum Island」Taro Nasu Gallery(東京)
初の回顧展「宮本隆司写真展─壊れゆくもの・生まれいずるもの─」
世田谷美術館(東京)
2005 第55回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞 |