山海塾(さんかいじゅく)は、1975年に設立された天児牛大(あまがつ うしお)主宰の舞踏集団。海外での評価も高く、パリ市立劇場(Theatre de la Ville,Paris)を拠点として、暗黒舞踏を発表し続けている。1980年から世界公演を開始。1992年、フランスの芸術文化勲章(シュバリエ章)を受章。2001年、ロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場(Sadler’s Wells Theatre)で上演した『遥か彼方からの―ひびき』は、2002年のローレンス・オリヴィエ賞最優秀新作ダンス作品賞Laurence Olivier Award for Best New Dance Production)を受賞。2007年、『時のなかの時―とき』で朝日舞台芸術賞グランプリおよびキリンダンスサポートを受賞。