DVDの内容紹介
●収録各作品
『オヤシラズ 』2010年/35ミリ/3分/製作・監督・撮影・脚本・アニメーション・録音:ドン・ハーツフェルト
道で出逢った友人。歯の間から糸が出ているみたい。それを取ろうとすると、糸がどんどん出てくる。それをさらにたぐっていくと。。。とんでもない事が起きる。
『人生の意味』2005年/35ミリ/12分/製作・監督・撮影・脚本・アニメーション・録音:ドン・ハーツフェルト/映像編集・台詞編集:レベッカ・モリーン/音楽:ピョートル・チャイコフスキー
マリブ映画祭アニメーション観客賞/シネマテキサス映画祭観客書/レッドバンク国際映画祭最優秀アニメーション賞他
地球上の生物の数億に渡る歴史。4年かけて数万の手書きの絵を撮影したところより新たな生命が生まれた。ハーツフェルト版『2001年宇宙の旅』。
『リジェクテッド』2000年/35ミリ/9分/製作・監督・撮影・脚本・アニメーション・録音:ドン・ハーツフェルト/音楽:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーベン
アカデミー賞最優秀短編アニメーション賞ノミネート/シカゴ国際映画祭金のヒューゴー賞/サンダンス映画祭正式出品/レイキャビク短編映画祭最優秀外国作品賞/テキサス映画祭最優秀短編作品賞他
“1999年春。ファミリー教育視聴チャンネルはドン・ハーツフェルトにプロモーション用映像の製作を依頼した。そのアニメーションは5週間で完成したが、ファミリー教育視聴チャンネル側はそれを観て即座にボツにし、その作品は決して放映される事はなかった・・・。”カルト的な人気を誇る作品で、登場キャラクターのバナナ人間をタトゥーにしてしまうファンや、上映のたびに駆けつけてセリフを一語一句上映中に叫ぶファンの集団を生み出した。
『ビリーの風船』1998/35ミリ/6分/製作・監督・脚本・アニメーション・録音:ドン・ハーツフェルト/編集・撮影:レベッカ・モリーン/ミキシング:ティム・ケール
カンヌ国際映画祭コンペティション出品作品/スラムダンス映画祭短編映画部門審査員特別賞/マッティア・アニメーション映画祭グランプリ他
赤ん坊がバスター・キートン的な無表情で赤い風船に弄ばれる。可愛くもサディスティックな作品。ハーツフェルトの大学卒業制作作品。ハーツフェルトの夢が元ネタになっている。
『きっと全て大丈夫』2006年/35ミリ/14分/製作・監督・撮影・脚本・アニメーション・録音:ドン・ハーツフェルト/音楽:ベドルジハ・スメタナ、ジョルジュ・ビゼー、ドン・ハーツフェルト
サンダンス映画祭短編部門審査員大賞/ネヴァダ市映画祭最優秀賞/アン・アーバー映画祭最優秀ナラティブ映画賞
ビルに降りかかる災難や細かい日々の問題。やがてそれは彼が人生の意味について考えるきっかけとなっていく。独自のナレーションと実写とアニメの融合で、不思議な浮遊感で哲学的な壮大さに至る、ハーツフェルトの傑作。
『休憩3D』2003年/35ミリ/8分/製作・監督・撮影・脚本・アニメーション・録音:ドン・ハーツフェルト/編集:レベッカ・モリーン/声:ロバ=ト・メイ、ドン・ハーツフェルト/ミキシング:ティム・ケール
ふわふわのキャラクターが3D映画についてレクチャーする。ハーツフェルトは、この作品において『スターウォーズ』(1977)の視覚的技術を取り入れて製作したという。
『あなたは私の誇り』2008/35ミリ/22分/製作・監督・撮影・脚本・アニメーション・録音:ドン・ハーツフェルト/編集:ブライアン・ハンブリン/音楽:リヒャルト・シュトラウス、リヒャルト・ワーグナー、ロバート・ブレンナー
ハンプトンズ国際映画祭「金のヒトデ」賞/ファーゴ映画祭最優秀作品賞・脚本賞/ボストン・インディペンデント映画祭審査員特別賞/ザグレブ国際アニメーション映画祭スペショル・メンション賞他
大きな病からの回復途中にあるビルに、やがて黒い影が忍び寄る。ビルの家族の驚くべき暗い歴史が明かされ、やがてビルの意識は自らの死と誕生に出逢い、輪廻する。
『なんて素敵な日』2012/35ミリ/23分/製作・監督・撮影・脚本・編集・録音:ドン・ハーツフェルト/編集:ブライアン・ハンブリン/音楽:リヒャルト・シュトラウス、リヒャルト・ワーグナー、ロバート・ブレンナー
ファンタジア映画祭最優秀短編アニメーション賞、ザグレブ世界アニメーション映画祭ゴールデン・ザグレブ賞他
病院のベッドで目覚めたビルは失われた記憶を取り戻そうと頭を巡らす。『きっと全て大丈夫』から『あなたは私の誇り』に続くトリロジーの完結編。 |