ソクーロフが日本で初めて撮った作品。 日本各地を撮影し、独自のスタイルで、今ここにないもの、いつしかどこかで私たちが忘れてしまった日本の心、記憶を求めたソクーロフによるエレジー。 オリエンタルというよりも日本へのエレジーにあふれている。 ソクーロフは語りかれる。「魂たちが私を待っている 残る生涯をかけて彼らの話を聞こう 私は島に残ろう」と。 1996年1月、NHKで放映され大反響を呼んだ日本ヴァージョン(38分)を、その後サンクト・ペテルブルグで新たに編集したロシア・ヴァージョン。
●アレクサンドル・ソクーロフの“日本三部作”第一作 ●
【SPECIAL】 ロシアとその周辺のアート映画