いま注目の女性ダンス・カンパニー、 BATIK
2002年ダンスカンパニーBATIKを設立以来、「SHOKU」(04)「花は流れて時は固まる」(04、朝日芸術賞受賞)など女性の鋭い生理感覚と激しい衝動をさらけだした作品で世界中の視線を釘付けにする“ダンス界の衝撃”黒田育世。2007年にはベネツィア・ビエンナーレダンス部門に正式招待された、今最も注目を浴びるコンテンポラリーダンサー/振付家である。黒田率いるBATIKが2007年春、3年ぶりに発表した新作「ペンダントイヴ」は、少女が秘めるイノセントで暴力的な感情を喚起させる強烈なダンスが満場の観客の心を捕らえ喝采を浴びた、BATIKの代表作だ。