「食」の不安は「食」を知ることでしか解決出来ない。世界中の映画祭を驚嘆させ、近年最も話題をさらった「食」のドキュメンタリー。
監督・撮影: ニコラウス・ゲイハルター /編集: ウォルフガング・ヴィダーホーファー
2005年/本編92分/カラー/音声:ナレーション無し(現場音のみ)/ドイツ、オーストリア/特典:映画『いのちの食べかた』ガイド(玉村豊男、福岡伸一等 豪華執筆陣によるオフィシャルブック)
●●オーストリアのドキュメンタリー作家、ニコラウス・ゲイハルター監督が、我々が普段なにげなく口にしている食物が、実際にどのような過程を経て食卓に届くのかを丹念に取材・撮影した食育ドキュメンタリー。世界中の食糧需要を満たすため、野菜や果物ばかりでなく、家畜や魚でさえ大規模な機械化によって効率的に生産・管理されている現状を踏まえつつ、さまざまな食物の生産現場に入り込み、業界の不文律により撮影が許されることはほとんど無いという屠畜シーンを含め、1つのいのちが人間の食物へと姿を変えていく過程を、詳しい説明やナレーションを排し、ただありのままに映し出していく。
【SPECIAL】 しあわせな食事 Part 2