DVDの内容紹介
●こうした言葉で始まる『遺伝子組み換えルーレット – 私たちの生命(いのち)のギャンブル』はこのほぼ20年間に急激に悪化した米国人の健康のその原因の1つが食にあると伝えます。 90年代半ばから米国の食の何が変わったのか? この20年間に米国人の食で起きた大きな変化、それは遺伝子組み換え食品の登場です。遺伝子組み換え作物から作られた食品は米国の食品の多くに含まれるようになりました。それはいったい、どんな影響を私たちの健康に与えるものなのでしょうか?
肥満、糖尿病、心臓病、ガン、アルツハイマー症、自閉症、パーキンソン症、セリアック病、肝臓病、喘息、アレルギー、自己免疫性疾患、アテローム性動脈硬化症、肺炎、線維筋痛、皮膚炎、関節炎、腎炎、肝硬変、消化不良、過敏性腸症候群(IBS)、脾臓炎、胃炎、リンパ腫…、こうした症状が増えているとしたらその原因は?
●遺伝子組み換えは英語ではGMO(Genetically Modified Organism)、正確に訳せば遺伝子操作された生命体となります。
遺伝子組み換えは研究所で精密な操作で行われるような印象を持つかもしれませんが、その実態は遺伝子銃という電子銃を使ったり、バクテリアによって感染させることで他の生物の遺伝子を組み込むという乱暴な方法であり、その成功率は1%にもならないと言われます。他の生命体の遺伝子を組み込むのではなく、直接特定の遺伝子を抑制するなどによる操作で異なる性質の生命体にするゲノム編集という方法も最近は使われるようになっていますが、現在の農業で使われる遺伝子組み換えはほとんどがバクテリア、一部が電子銃によって組み込むものです。
その遺伝子の操作によって、どんな問題が起きるのでしょうか?
●遺伝子組み換え作物はさまざまな食品に使われています。家畜の飼料の多くが遺伝子組み換え大豆やトウモロコシが使われていますし、加工食品の原料としても多くの食品に使われています。
粉ミルクも、と言われると驚かれるかもしれませんが、現在の粉ミルクのうち、特に大豆ベースの粉ミルクの場合は多くがトウモロコシや大豆から作られています。そのトウモロコシや大豆生産は米国ではほとんどが遺伝子組み換えです(日本の粉ミルクのメーカーは非遺伝子組み換えを使うとしているとしています)。免疫をこれから作る乳幼児にこうした粉ミルクを与えてしまうことで、いったいどんな健康障害が生まれてくるでしょうか? |