DVDの内容紹介
●島田角栄監督による解説
聴覚障がい者4名と健聴者1名で構成された手話ロックバンド「BRIGHT EYES」は、2008年で結成20年目を迎える。
どうして耳が聞こえないのに、バンドを組もうと思ったのか?
耳が聞こえない彼らは、バンドをしていて楽しいのか?
正直言って私も最初は、そんな凡庸で陳腐な疑問を抱いた。
1曲覚え、ステージで披露するまでに半年かかる。
また、ようやくステージで歌えたとしても、観客の歓声、拍手はおろか、自分達の奏でる音や歌声すら聞こえないのである。
だが、彼らのライブを生で体感した時、その痛々しいほどの生命力に体中が震えた。
生きていることの喜び、そして圧倒的な孤独をすべてロックンロールというパワーに変えてきたのだろう。
はみ出し者の美学を求めて……。
この映画は、ままならぬ世界でのたうちまわりながらも、自由を求め続け踊り続ける彼らの叫びに迫ったドキュメンタリー映画である。
●聴覚障がい者4人とひとりの健聴者からなるロックバンド、BRIGHT EYESの活動を見つめたドキュメンタリー映画。“耳が不自由なのに“ではなく“耳が不自由だから“こそバンドをやっているというメンバーの、“壁“を突破しようとするポジティブな姿勢に肉薄。体感するという言葉がふさわしい、エネルギッシュなライブ・パフォーマンスにも注目。監督には、「Destroy Vicious デストロイ・ヴィシャス」「冴え冴えてなほ滑稽な月」の島田角栄。
●ストーリー
手話ロックバンド「BRIGHT EYES」聴覚障がい者4名と健聴者1名のメンバーは、2008年で活動20年目を迎える。どうして耳が聞こえないのに、バンドを組もうと思ったのか…1曲覚え、ステージで披露するまでに半年かかる中、ようやくステージで歌えたとしても、観客の歓声や拍手はおろか、自分達の奏でる音や歌声すら聞こえない。耳が聞こえないのに、バンド活動は楽しいのか?疑問を抱いた。しかし、彼らのライブを生で体感した時、その痛々しいほどの生命力に体中が震えた。生きていることの喜び、そして圧倒的な孤独を、彼らはすべてロックンロールというパワーに変えてきたのだろう。はみ出し者の美学を求めて……。 |