DVDの内容紹介
●「この映画は124の短いスケッチで構成されています。私が一緒に過ごした人々、場所、1年の季節、天候(嵐、雪、吹雪など)、多くの映画製作者の友人たちのポートレート、ニューヨークの街並みや公園、自然の中での短い逃避行、町の外への逃避行...壮大なものではなく、今までに過ぎ去ってしまった人生の重要でない祝い事であり、これらの個人的で短いスケッチの中に記録として残っているだけなのだ。」──ジョナス・メカス
ジョナス・メカス Jonas Mekas
●1922年、リトアニア生まれ。1949年、弟のアドルファスとともにアメリカに亡命。アメリカの映像作家・詩人・実験映画のオルガナイザー。1950年代からハリウッド映画に対する批判としてニューヨークなどでさかんになった実験映画の文化を支えながら、自らも数々の映像作品を制作。とくに身辺の映像記録をもとにした「日記映画」で知られる。晩年まで母国語のリトアニア語で詩作を行い、リトアニアを代表する詩人の一人でもある。映画の代表作は『営倉』(1964年)、『リトアニアへの旅の追憶』(1971〜72年)、『ロスト・ロスト・ロスト』(1976年)、『時を数えて、砂漠に立つ』(1969年、1985年)。2019年、96 歳で亡くなる。 |